IXTの森

イギリス発保険のブロックチェーンカンパニーiX Technology Groupの情報と、プラットフォームのiXledger及びERC20トークンの$IXTに関する情報を発信していきます。

自家保険(self infurance)とは? SelfInsuranceMarket.comがiXledgerと提携した理由は?

SelfInsuranceMarket.comが月曜にウェブサイトをリニューアルしますが、そもそもSelf Insuranceって何?なんでiXledgerと提携したの?って思ったので調べて見ました。

 

Self Insurance(自家保険)とは?

コトバンクを見ると以下のように定義がありました。

 

企業などが不測の損害や支出に備えて、あらかじめ一定の金銭を自ら積み立てておくこと。

自家保険(じかほけん)とは - コトバンク

 

企業が自社内で積み立てておく保険というよりは貯金みたいなもののようです。

例えばトヨタのような巨大企業であればいちいち細かい労災保険を保険会社に頼るよりも社員間で保険した方が効率がいいし、財務上も多額の保険料を外部に支払うより確率的に費用が浮くというメリットがあります。

日本ではあまり流行ってないですが米国ではそれなりに採用されてるみたいです。

その辺りの理由はこの記事に詳しく書かれてます。日本でもシティバンクが広めようとしたみたいですね。

日本人は、「自家保険」の合理性を知らない | だから日本人は保険で損をする | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

しかし、「じゃあ自家保険始めよう!」となっても社内に保険の専門家がいるわけではないのでそういった際にSelfInsuranceMarket.comの登場です。

 

SelfInsuranceMarket.com(SIM)とは

SIMは上記の自家保険の専門家を検索して問合せを行うことができる会員サイトです。

以下の2つのパターンが考えられます。

  1. 自社が自家保険を始める際に自社だけではノウハウが無いので専門家を探したい場合
  2. 保険の専門家が自身のカバーしていないパターンの自家保険を顧客の要望でサポートすることになりそのためのビジネスパートナーを探したい場合

 

なるほど強みはSIMに登録されている保険専門家のネットワークということですね。

さらにselfinsurancemarket.comはすでに会員が80社以上あると以前にインゲマーが発言していたと思います。

 

なぜSIMはブロックチェーン企業のiXledgerとの提携に至ったのか

おそらくSIMとしては登録会員を増やしたいとかサイトを活性化したいというモチベーションが高いはずなので、なんらかの形で施策を打ちたいと考えていたのではないかと推測します。

 

そしてなんとたまたま以下のツイートを見つけました!

 

f:id:ixtchihuahua:20180920220305j:plain

 

もろですね。もろ。

 

翻訳すると、

Jacksonさん、多くのコストをかけずに暗号通貨をセットアップして、私のサイトの会員にインセンティブを与えることができる会社を知らないでしょうか?よろしくお願いします。 Dominic Higham

 

欧米ではこんな感じでTwitter上でビジネス上の課題を話すんですね。

日本ではなかなか考えられない。

やはり欧米はすごいな。

 

ということでIXTとiXledgerプラットフォームを使えば簡単に上記のことができるというのが今回の提携に至った経緯でしょう。

提携記事はこちらです。

www.reinsurancene.ws

 

インゲマーもIXTはiXledgerを動かす燃料であるとともにインセンティブを与える手段でもあると言及しています。

サイト上で会員に対して暗号通貨により簡単にインセンティブを与えたいSIMとIXTを使ってもらいたいiXledgerの思惑が合致した形です。

 

IXTはどのように使われるのか?

皆さん気になるのはこれだと思います。

ここからは私の推測なので間違っていたらすいません。

 

SIMの既存会員が顧客や別の専門家を会員サイトへ紹介すると報酬がもらえたりするため、短期的には会員が増えることが期待できます。その際は専門家たちへ報酬を与えることがメインとなりそうなので直ぐに売り上げには繋がらないような気がします。。

しかし例えば顧客へ何らかのデータ(情報)を提供するためにIXTでやり取りが始まればIXTが買われ、それらのIXTがサイト上で十分に使われる可能性があると思います。

 

SIMウェブサイトリニューアルお披露目会

最後にリニューアルに関してです。

先日突然以下のツイートが出てきましたが、24日月曜日のアメリカ時間でSIIA National Educational Conferenceという保険専門家向けのイベントで出展するとのことです。

しっかり「Powered by iXledger」と入っていますね。

ここでウェブサイトについてもお披露目するということで、まずは会員数を拡大して欲しいです。

 

 

 

ローマの道はホント1日にして成らずですが、プロジェクトは着実に進んでいるので、のんびりと待ちましょう🚀