IXTの森

イギリス発保険のブロックチェーンカンパニーiX Technology Groupの情報と、プラットフォームのiXledger及びERC20トークンの$IXTに関する情報を発信していきます。

IXT Protect、PayRueについてのまとめ

 

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当初、再保険というBtoBビジネスから始まったIXTですが、当初よりも当局との調整や企業への暗号資産の導入に時間がかかるとのことでBtoCビジネスへ範囲を広げて検討をしてきました。

そして先日以下のアナウンスでIXT Protectというサービスと決済サービスPayRueとの連携を発表!

IXTをHODLするだけで報酬がもらえるステーキングという目玉のサービスも出てきています。

本記事ではまずはそれぞれサービスの概要を記載します。

 

 

 

1. IXT Protect(IXTホルダー向けのサービス)

サービスの概要

IXT Protectは大きく分けて3つのサービスからなります。

  1. Travel Crisis Protection Cover(旅行で困った際のサポート)
  2. Reward & Benefit(リワードと利益)
  3. Medical Protection(医療サポート)

それぞれ中身を見て行きます。

Travel Crisis Protection Cover(旅行で困った際のサポート)

  • 24時間365日でのホットライン
  • 緊急メッセージ送信
  • 旅行中の法律に関する紹介状
  • 旅行中の医療やデンタルの紹介状
  • パスポートなどのドキュメント紛失時のサポート
  • 通訳サービス
  • 渡航先のリスク診断
  • 緊急時のリロケーション
  • テロやハイジャック時の対応 

(内容は変更になる可能性あり)

 

旅行時のコンシェルジュサービスといったところでしょうか。

日本ではパックのツアーやクレジットカードの特典などではついてくるものもありますが、通訳サービスなどが無料で利用できるようなので期待です。

テロへの対応って何してくれるんでしょうね。

またこのサービスはIXTをステーキングしているだけで提供されるサービスのようで、本当に持続可能なのかが気になります。ホルダーとしては嬉しいですが持続不可能では意味がないですしね。

(この辺りはおいおいアップデートします)

 

Reward & Benefit(リワードと利益)

  • 招待時のリワード
  • 90日ごとのロイヤリティリワード(ステーキング)

いよいよきました。

IXTを1000、5000、10000保持しているとそれぞれ90日後に10%に当たる100, 500, 1000IXTを報酬として得ることができます!

すごいですね。

これらの報酬の原資はチームが保持しているプールからまずは支払われるようです。将来的に不足した場合は市場からの買い上げも検討するとのこと。

また会員は投票権もあり10000などの保持量は投票で変更もあり得るとのこと。

 

ステーキングの報酬について

10000IXTをステーキングした場合、90日ごとに1000IXT貰えます。年間で約4000IXT(40%)ですね。

今の価格だと70000円で28000円ぐらい貰える事になります。

またIXTはそもそも6000万枚しかないのでステーキングできる人数も最大6000人しかいません。

実際には流通量とリワード量から考えてどこかで買いづらくなると思います。

今なら7万円程度なので今のうちにステーキングしておいた方が良さそうですね!

 

Medical Protection(医療サポート)

最後は医療系のサービスです。

こちらはIXTを使って購入するみたいです。

  • 医療上必要な送還
  • 遺体の送還
  • 医療、デンタルの紹介状
  • 緊急医療費用の前払い
  • 医療モニタリング
  • 通訳サービス
  • 緊急メッセージ送信
  • キャッシュ前払い
  • 家族メンバーや友達の訪問
  • 子供へのリターン
  • 移動エスコート
  • 医療支払い時のサポート
  • 緊急搬送時の医療費用の前払いサービス

(内容は変更になる可能性あり)

 

上記のサービスはどうも自社で全てを立ち上げているわけではなくGriffinという会社の既存のサービスにIXTを決済やリワードでうまく統合しているサービスと思われます。

この辺りは正式発表はまだ無いので憶測です。

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どのように加入すれば良いか

IXT Protectに加入するためには以下のフローで申し込みが必要です。

  1. KYC申請
  2. IXTのステーキング

より詳しい申請方法はこちらで解説しています。

 

ixtforest.hatenablog.com

 

ステーキングする前にIXTをどこかで調達する必要があります。

元々ホルダーの人たちはたいてい10000IXTぐらいは持ってると思うけど、これから新規の人はどうやって調達するのが良いのか・・・

HitBTC、BitZ・・・どこも魔界だなぁw

IDEXやLiquid、TokenJarで安く調達できれば一番良いかもしれないですが板が・・。

 

2. PayRue決済サービスとの連携

PayRueは決済用のモバイルアプリでPayRue, Ltdが提供しています。

PayRue, Ltdはロンドンに拠点を置く企業でIngemarとMikaelにより創業されました。

先ほどのIXT Protectの医療サービスの支払いなどはこのアプリを通して出来るようになると思われますが、まだあまり情報がなさそうですね。(あったら教えてください)

 

PayRueの特徴

  • クイック決済
  • 低い手数料:1%
  • 利用可能な暗号資産:BTC、ETH、IXT
  • IXT利用時の特典:手数料が0.5%

利用可能な地域

EU, ウクライナ, ロシア, シンガポール, 韓国, 日本(2018/12/15現在)

PayRueのダウンロード

現時点ではiOSAndroidをサポートしており、以下からそれぞれダウンロードできます。

https://play.google.com/store/apps/details?id=org.payrue.app&hl=en

‎PayRue on the App Store

(PayRueの使い方は今度まとめようと思います。)

 

最後に

いよいよIXTが実需として使われるフェーズに入りました!

これはIXTホルダーとしてもブロックチェーン業界としてもイーサリアム界隈としても大きな前進だと思います。

まずは注目され使われるようになるように期待、応援しています。

2019、2020年はホルダーにとってますます楽しみな年になりそうですね。

少し早いですが皆様良いお年を!

 

以上です。